ポンコツダイバーのマリンフォト

沖縄在住ダイバーのまったり水中写真

ムラサキカイメンと ~第二弾も背景バージョン~ 今年一番のお気に入り

どーも、台風6号は想像以上に被害が大きくて、

我が家も何年振りか忘れたけど、8/1の16時過ぎ

から8/3の午後まで停電していて、8/1は25時まで仕事を

していて、自分の指先も見えない程の真っ暗な浴室で、

当然のよーにお湯も出ないんで、冷たい水シャワーを

浴びて、うっかり涙がこぼれそーになった

ポンコツダイバーです。。。

 

停電復旧後も、アパートのアンテナがどーか

なったみたいでテレビは見られず、ネットも

繋がらないし、電話の通信状態も良くないっていう

状態だった。

 

よーやくテレビ・ネットが復活してくれたんだけど、

今日は宮古島方面に行った台風6号が何と沖縄本島

戻ってきやがって、まだ暴風域の中だ。

 

って事で、週に2回のブログアップは、停電中って事で、

1回飛ばしに・・・。

 

水中写真はよーやく「ムラサキカイメンと」の第2弾だ♪

 

レモンスズメダイ幼魚

Canon EOS 50D   レンズ EF100mmIS
1/200秒・f2.8(23年6月24日 真栄田岬にて)

 

とっても素敵なバックなんだけど、肝心の被写体が

白飛びしている(>_<)

 

斜め前からの構図で、額のV字ラインを♪

 

ピンク&レモンのV字

Canon EOS 50D   レンズ EF100mmIS
1/200秒・f2.8(23年6月24日 真栄田岬にて)

 

今のトコ、今年一番のお気に入りがコレ♪

 

淡ピンクレモン

Canon EOS 50D   レンズ EF100mmIS
1/200秒・f2.8(23年6月24日 真栄田岬にて)

 

ところで、レモンスズメと言えば、前回のブログで、

着底間もないと思われるレモンスズメの写真を

アップした。

 

その時には、分からなかったが、その後

加藤 晶一先生よりご丁寧な回答を頂いた。

 

ポンコツの理解としては、

何故1cm強のレモンスズメが背骨が透けて見える
レベルだったのかは、他のほとんどの個体よりも
大きく成長するまで、浮遊生活を送り、その後着底して
色が付きつつある状態の子を自分が撮影したものと
理解したのだが、合ってるよね!?

 

抜粋ではあるが、加藤先生の文章を貼っておこう。

 

多くの魚は、生息域を広げるために(本人はそうは思っていないけれども)、生まれてすぐに浮遊期に入ります。この浮遊生活の期間は種によって異なります。

クマノミ類は、この浮遊期の期間が短く、生まれて間もなくイソギンチャクに着底してしまうため、生息域を広げる分散力がなく、固有種ができやすい種類となります。
一方、ソラスズメダイなどは、浮遊期間が長く、分散力があるため、夏になると太平洋沿岸のどの地域でも見られる種になります。これらの浮遊期の魚たちは、中層域での生活に適応するために色のない透けた体色をしています。これは、色が付いているよりも外敵に見つかりにくいためです。
さて、ソラスズメダイの浮遊期から着底するとどうなるかについてお話ししましょう。
ソラスズメダイは、着底すると大体ほぼ一日で色が付くことがわかっています。これは実際に私が毎年観察しているので断言できると思います。ただし、大きさについては1cmのものもいれば、大きいものでは3cm近くのものも見られます。
大きさにばらつきが出る理由については、ある文献では、ソラスズメダイは着底して色が付いたとしても、その場所が気に入らない環境の場合は、再び浮き上がり透明に戻り浮遊を続けるとされています。この行動を繰り返して生息域を広げるのではと考えられます。したがって、着底が一度のみの個体では個体は小さく、着底を繰り返した個体は大きいのではと推測できますが、これについてはさらなる観察が必要でしょう。
一方、レモンスズメダイの幼魚もソラスズメダイと同じ生態を持つと仮定すると、大きさにばらつきはありますが、分布や幼魚の出現が少ないことから、一度着底したらその場に留まるのではと推測します。ただし、何cmになると着底するかは明確ではなく、ソラスズメダイよりも大きさのばらつきはないと思いますが、少なからず大きさのばらつきはあると考えられます。
着底すると一日もかからずに色が付いてしまうのかという点については、透明のままでいた方が見つかりにくく安全であると思われるかもしれません。
しかし、ソラスズメダイが着底してすぐに色が付くのは、自分の存在を仲間たちに知らせるためではないかと推測されています。このような行動により、仲間たちが同じ場所に集まって生活するのではないかと考えられています。